2007年04月25日
ごあいさつ
1985年の夏、その年の夏は、いわゆる猛暑でした。
日ざしが燦々と降り注ぐ日が続く7月。
ある意味、「燦々」というと爽やかなイメージがありますが、実際は「ジリジリ」という表現があう暑い夏でした。私は明治時代に造られた蔵と檜造りの離れ家の改修工事をしていました。
とはいえ、その時代、まだ徒弟制度が厳しく残る時代ですから二十そこそこの若い衆は雑務の仕事のほうが大半を占めていました。大工見習い=「手元てもと」として仕事修行としてその改修工事に参加していました。
「この建物を孫に残したい」施主の希望は堅いものでした。
明治時代の建物は土壁づくりです。それをいったん剥がす仕事は手元の仕事。真夏の暑さと焼けるような日差し、まとわりつく汗と土ほこりで体中真っ黒というか泥だらけです。屋根瓦も剥がしていきますが、やはり昔の瓦は土をたくさん使っていたのでていねいに剥がしても土煙りがたちあがりマスクをしていても口の中は埃っぽくてたまりません。
ようやく棟木の見える構造躯体までたどりついた時、ほっとしたのと同じく、なんとも言えない厳粛な空気がただよいました。
親方(棟梁)が、埃とすすけた棟木を真っ白な布で拭きだしました。そのむこうには力強くこう書かれていました。
真心をこめし工匠の名を連ねて建ち○○○○
天長地久の願い ○○○○
残念ながら棟木に書かれた文章の最後は、消えていて読み取れませんでした。
そして棟木に書かれた文章の意味を受け取り、ひのき乃工房 樹の城は出発しました。
家をつくる人間の私たちが、建物のプロとして、そして棟梁や職人としての誇りをもっ
て一生懸命に。そしてなによりも真心を込めてつくることが大切。
これがひのき乃工房 樹の城の出発点です。
そして日本中の家造りのプロたちに棟木の消えた言葉を・・・
新しい世代に受け継いでもらいたいです。

樹の城の家と価格
当社の造る家には、いくつかのルールがあります。
その一つが土台や柱は檜 (国産) を使用します。
そして原則として4寸角 (12センチ) という寸法の柱を使います。
もう一つが耐震を重視することから地震に弱くなるような設計はお受けできない場合があります。
その他は自由設計です。基本的なものはありますが、お客様が自由な選択を出来るようにしてあります。
「自然素材?しかも檜で造るイイ家が、そんなに安く出来るわけない!」と、はじめは同業者にさえ言われていました。でも今は・・・
おかげさまで、今までたくさんの色々な方々に樹の城の造る家を見ていただいています。
そして皆さん、同じ様なことを言います。
「これでこの価格で出来るの?」 「ホントかなぁ・・・」
「この家が、本当にこの価格で出来るんですか?」
もちろん嘘はついていません。それに価格を売りにしているわけでもありません。
ただ、樹の城のつくる家を見に来る前の家に対する考えと
来たあとの「気づき」が違うようです。
平均価格帯 (税、屋外給排水工事含む)
檜家 安心 Sタイプお引渡し平均価格 フル装備での平均坪単価44万円
木めぐみの家 Sタイプお引渡し平均価格 フル装備での平均坪単価 43万円
その他、タイプ別により価格が違います。上記はスタンダードプランのものです。
詳しくは実際の家を見てわかります。よろしければお問い合わせください。
木の家ってどうなの?
例えば、目玉焼きをソースで食べる人、塩コショウで食べる人、「いや、私は醤油派だ。」どれも、その人にとっては美味しい食べ方。人それぞれ好みがあると思います。それはある意味、ごく自然のこと。普通の事だと思います。
住まいも同じように、木の家、鉄骨の家、コンクリートの家、どの家も優れた点、イマイチな点と色々な特徴があります。長く住まう家だからこそ、それぞれの個性に合わせて、お好みの家を探すのが一番だと思います。
このページでは、見て頂いた人にホンの少しだけでも「木で作る家を見直してもらいたいな」との思いから色々な木にまつわるお話をします。見てくれた人全ての方のお役に立てれば幸い。感謝です。
2007年04月24日
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